< 目次 >
ボックスシーツとは
ボックスシーツはマットレス用シーツの一種です。ボックスカバーとも呼ばれ、マットレスに直接汚れや汗が付くことを防ぎます。肌に直接触れ寝心地を大きく左右する寝具のひとつです。
< 装着方法 >
立体形状に縫製されているので、ベッドマットレスの角や上下にボックスシーツをひっかけ、少し引っ張るように広げていくと重いベッドマットを持ち上げずに簡単に装着ができます。
全周にぐるりとゴムが入っているタイプと部分的にゴムがあるタイプがあります。一般に販売されているボックスシーツには四隅のみゴムが入っている、または上下にのみゴムが入っているタイプのボックスシーツなどもありますが、全周にゴムが入ったボックスシーツはシーツのもたつきがなく、メイキングがしやすくきれいにシーツをかけることができます。
ボックスシーツは、長年、毎日、大切な睡眠を左右するものなので、是非使いやすく心地良いものをお選びください。
ボックスシーツ、フラットシーツ、フィットシーツの違い
マットレス用のシーツとして代表的なものは、ボックスシーツやフラットシーツ、フィットシーツ(ワンタッチシーツ)の3種類です。では、それぞれどのような特徴があるのか詳しくみていきましょう。
・ボックスシーツの特徴
ボックスシーツは、底面にゴムが通っておりマットレスに被せて装着するタイプのシーツです。クイックシーツ、ベッドシーツと呼ばれることもあります。・フラットシーツの特徴
フラットシーツは、いわゆる一枚布のシーツです。シンプルな形状なので、本来のシーツとして以外に、収納の目隠し、ソファカバー、ベッドスプレッド、テーブルクロスなどなど多目的にお使いいただけます。・フィットシーツ(ワンタッチシーツ)の特徴
ボックスシーツのように敷き布団に被せて手軽にセットができるのがフィットシーツです。ワンタッチシーツ、又はクイックシーツと呼ばれることもあります。素材とサイズの選び方
ボックスシーツを選ぶ際に重要なのは素材とサイズです。
素材により機能性や肌触りが大きく異なる為、まずは自分の好みに合った素材を選ぶことが大切です。そして、使用しているマットレスの寸法に合ったサイズをお選びいただくことでシワやヨレが出にくく朝までぐっすりと眠ることができます。
・素材を選ぶ
綿(コットン)
吸放湿性や通気性に優れた天然素材です。蒸れにくく年中快適に使えます。どの素材を選ぶか迷ったときには、綿のシーツがおすすめです。綿には糸の種類や織り方などにより使用感や見た目に大きな違いが生まれます。
麻(リネン)
吸放湿性や通気性に優れた天然素材です。蒸れにくく年中快適に使えます。どの素材を選ぶか迷ったときには、綿のシーツがおすすめです。綿には糸の種類や織り方などにより使用感や見た目に大きな違いが生まれます。
絹(シルク)
吸湿性・放湿性・速乾性に優れた高級素材です。高い機能性とツルツルとした感触はシルクならでは。繊細な素材なので、お手入れには注意が必要です。
ポリエステル
シワになりにくい化学繊維です。シーツを洗った後のシワが気になる方におすすめです。ポリエステル自体には吸湿性がないので、寝汗が気になる方は、綿との混紡を選ぶと快適です。
< 素材を肌触りで選ぶ >
生地の織り方、品質、その素材を100%使用しているかどうかで、シーツの肌触りや機能性は異なります。どれが心地よいと感じるかは、使う方の好み次第です。その他にも防ダニ加工などの機能が施されたものなどもあります。それぞれの特徴を踏まえたうえで、好みの肌触りや機能を持つものを選ぶと良いでしょう。
・サイズを選ぶ
ボックスシーツは、マットレスの寸法にぴったりと合ったサイズを選ぶことがコツです。「シングルサイズ」や「ダブルサイズ」と表記してあっても、シーツのサイズはメーカーによって微妙に異なります。シーツのサイズが合っていないと、寝ている間にシワが寄りやすく違和感を感じたり、シーツが外れてしまったりと眠りを妨げる原因にもなります。
特に「ロングサイズ」や、分厚いマットレスをお使いの方は、大きすぎたり、長さが足らずに後悔するなんてことが無いように、きちんとサイズを測り確認をしましょう。
マットレスの底にシーツを引っ掛けるために、厚み(マチとも呼ばれる)が5〜10cm長いものをおすすめします。
・サイズの測り方
「マットレスの横幅」 「マットレスの長さ」 「マットレスの厚み」の3つのサイズを測ります。ご使用のマットレスのタグをご覧いただくと正確な数字が記載されていることもあります。ボックスシーツのマチのサイズはマットレスの厚さに5〜10cmを加えたサイズのものをおすすめします。
お手入れ方法
ベッドシーツは、最低でも週1回を目安に洗濯するようにしましょう。汚れているようには見えない場合でも、人は眠っている間に200~500mlほどの汗をかき、放置しておくと雑菌やダニが増えやすくなります。汗や皮脂により黄ばみの原因にもなるため、日頃から定期的に洗濯をするようにしましょう。寝具を清潔に保つことは、快適な睡眠へ繋がります。
洗濯をする前には必ず洗濯表示を確認しましょう。 ポリエステルなどの化学繊維で作られているものは、自宅の洗濯機で洗えます。しかし、シルクやコットンなどの天然繊維で作られているものや、起毛加工が施されているものは洗濯機洗いができない場合もあります。 使っているシーツの洗濯表示を確認しながら注意して洗濯しましょう。
< お洗濯の手順 >
1、ホコリを取りましょう
シーツの隅にはほこりが溜まっていることが多いです。特にボックスシーツの四隅は、ほこりが溜まりやすいので気をつけましょう。掃除機や粘着カーペットクリーナーを使用すると効率よくホコリを取り除くことができます。2、洗濯ネットに入れましょう
シーツをそのまま洗濯機に入れると、遠心力でねじれたり他の洗濯物と絡まったり、引っ張られたり、生地が傷んだりします。絡まった状態の洗濯物を取り出すのもひと苦労です。洗濯ネットに入れてから洗濯機に入れたほうが効率的です。またシーツが長持ちするでしょう。大きめの洗濯ネットに、じゃばら状に畳んだシーツを入れます。水と洗剤が均一に染み込みやすくなり、汚れがきれいに落ちるでしょう。3、陰干ししましょう
物干し竿を使用して外干しする場合は、2本並べて両方にシーツを吊るしM字状に干すのがおすすめです。空気の通りが良くなり早く乾きます。部屋干しの場合は、風通しのいい場所に干します。部屋の中に大きな物干し竿などがない場合は、椅子を4脚使って大きく広げて干すものおすすめです。<素材別> ボックスシーツのご紹介
スリープテイラーで製造直販をしている、自然素材を生かした綿100%、麻(リネン)100%のボックスシーツをご紹介させていたただきます。国内自社工場製造直販ならではの高品質で安心安全な日本製カバーリングが、毎日の豊かな眠りをサポートします。
◎綿100%(コットン)
・まるでシルクのような滑らかな肌触りと高級感のある艶が特徴
最高級超長綿100%。しなやかで美しいサテン織りの高級ホテル仕様「ノーブル」
・綿本来のやさしさを感じるサラサラとした軽い肌触りが特徴
◎麻100%(リネン)
麻を自分好みに育てる喜び。フレンチリネン100%の大人気シリーズ「リーノ」
◎その他の素材